「嘘とカメレオン」…面白いバンド名ですね。
ユニークな名前を持つバンドは多数いますが、バンド名に「嘘」という文字が入るのは本当に珍しいと思います。
2012年に結成されたバンドで、現在発表されている音源は少なめ。
これから活動を積み重ねていくにつれ、バンドの色々な面が、徐々にリスナーに浸透していくのかもしれません。
いったいどんなバンドなのでしょうか?年齢や経歴、バンド名の由来についてまとめました。
嘘とカメレオンのおすすめの曲!
2017年3月に、ミニ・アルバム『予想は嘘よ』をリリースしていますが、これが100枚プレス限定で、物販のみでの販売でした。
フル・アルバムはまだリリースされておらず、現在接することのできる音源はPV「されど奇術師は賽を振る」のみということになります。
まずは、このPVを見てからバンドを調べていくのが良さそうです。
されど奇術師は賽を振る
重みのあるノリの良いロック・サウンドという感じでしょうか。
ギタリスト2人の編成を生かした重厚なサウンドが心地よいです。弾力感のあるベースの音も、2本のギターにかき消されることなく、印象的なフレーズを放っています。
ヴォーカルはキュートな声質で、どこか脱力感を感じる歌唱が特に個性的です。
全体的に演奏パフォーマンスがエネルギッシュで、特に、渡辺壮亮<G>のアグレッシヴさが大きなインパクト。
冒頭数秒の登場シーンで、見る者を虜にしています。彼の存在がバンドのパフォーマンスの原動力になっていることは間違いなさそうです。
バンドのメンバー構成と経歴や年齢は
オフィシャル・サイトによると、バンドの正式メンバーは4人。正式ドラマーはいないようです。
メンバー構成は下記のような感じです。
■ヴォーカル…チャム(女性)
非常にキュートな声の持ち主の美人さんです。PVからも感じ取れますが、目が非常に印象的。
■ギター…菅野悠太
■ギター…渡辺壮亮
PVでのアグレッシヴなパフォーマンスが印象的なポッチャリ・ギタリストが渡辺壮亮。そんな渡辺壮亮をクールに見つめるのが菅野悠太。
「されど奇術師は賽を振る」はリフ主体の楽曲でしたが、今後2人のギターソロのテクニカル・バトルなんかも面白そう。ルックスが対照的な2人だからこそ成しえるアプローチをいろいろ見たみたい気がします。
渡辺壮亮はイジられキャラとのこと。何となく分かりますね。(笑)
菅野悠太は「司会進行」とも紹介されており、ライブのMCなども担当しているのでしょうか。バンドの頭脳的存在ともいえるかもしれません。
■ベース…渋江アサヒ
骨太のベース・ラインを、エネルギッシュに動きながら弾き出すスタイルが決まっています。ロック、ヴィジュアル、アイドルなど聴いている音楽も幅広いようです。
年齢、生年月日、出身地などは、どのメンバーにおいても公表されていないようです。今後明らかになっていくのか、あるいは未公表のままなのか。
今後の「嘘とカメレオン」の活動を見守っていきたいと思います。
バンド名の由来は?
ユニークなバンド名である「嘘とカメレオン」。バンド名の由来は、現時点では明らかにされていません。
キーワードとなるのは「嘘」と「カメレオン」の2語ですね。
「嘘」は、「実際と違う」という意味合いを持ちますから、現実生活(プライベート)と違う、つまりミュージシャンとしての自分たちを形用しているのでしょうか。
「嘘」という言葉は、伝え方によってはネガティヴにとらえられてしまうこともあるので、この言葉をバンド名に持ってくるのは、勇気あるチャレンジだと思います。
続いて「カメレオン」。
カメレオンは、様々な色に変化する動物。
プレイする音楽の多様性、ミュージシャンとしての可能性が様々であるというふうにも取れますね。
映画界の名優、ロバート・デ・ニーロはかつて「カメレオン」と例えられました。様々な役柄を見事に演じきったデ・ニーロですが、彼が凄かったのは、前作では心優しい人物を演じたかと思えば、次の作品では冷酷な殺人者を演じる。
つまり、対照的なアプローチを、作品を続けて行い、より多くのインパクトを与えていたということです。
音楽においても同様だと思います。
前のアルバムと違うアプローチを次のアルバムで展開し、いい意味でファンの予想を裏切り続ける。
「嘘とカメレオン」はメンバー、パフォーマンスともに個性的な要素が多いので、こういった音楽的アプローチが生きるバンドかもしれません。
まとめ
現在はライブなど活動が活性化している「嘘とカメレオン」について経歴や年齢などメンバー、バンド名の由来について調べてみましたがいかがでしたでしょうか。
正式ドラマーを迎えての活動となるのか、あるいは現行メンバーのままとなるのか。バンド名の由来など気になる部分が多いので今後の展開が注目されます。
オフィシャルのグループ・ショットを見ると、渡辺壮亮の隣にスペースがあるので、もしかしたら正式ドラマーを含めての活動を見据えているのかもしれません。
アルバムを含め多くの音源をリリースし、フェスなど様々なイベントへの出演を経て、ステップアップし続けてほしいと思います。