映画「アイスと雨音」
この映画では、MOROHAがメインで関わっています。
まだ映画を見てない人も、見た人も、映画とMOROHAの音楽について知っていただけたらと思います。
「アイスと雨音」とは-
実際の出来事を基に、“現実と虚構”“映画と演劇”の狭間でもがく若者たちの1ヶ月間を、74分ワンカットで描いた青春譚です。心が折れたことのあるすべての人へ。覚悟を胸に駆け抜けた映画が今はじまる。
2018年3月3日に公開された映画で、監督は松居大悟監督で制作されました。
http://ice-amaoto.com/
「アイスと雨音」あらすじ
ある町で演劇が上演される。オーディションによって役者が選ばれたが、演劇は中止となってしまう。
演劇が中止となってしまった現実を受け止めきれず、想を中心に6人の少年少女は演技の練習を続けた。舞台に立つことを諦めきれず、上演予定日に6人は劇場スタッフや警備の静止を振り払って演劇を行うはずだった舞台上へ向かう。
予定していた演劇が中止になるという松居大悟監督自身の経験を元にした、演劇が中止になったという現実と、諦めきれずに演劇を行うという虚構の狭間で葛藤する少年少女の1ヶ月を描いた74分間ワンカットの映画。
「アイスと雨音」キャスト
森田 想(もりた・こころ)
2000年、東京都生まれ。
田中怜子(たなか・れいこ)
1999年、大阪府生まれ。姉の影響で演技に興味を持ち女優を目指す。演技未経験ながら本作のオーディションで抜擢され、女優デビューを果たす。
田中偉登(たなか・たけと)
2000年1月24日生まれ。大阪府出身。
青木 柚(あおき・ゆず)
2001年、神奈川県生まれ。
紅 甘(ぐあま)
1999年、東京都出身。
戸塚丈太郎(とづか・じょうたろう)
2002年5月8日東京都生まれ。
門井一将(かどい・かずまさ)
1999年、埼玉県生まれ。演技未経験で本作のオーディションに参加。
若杉実森(わかすぎ・みもり)
1998年、愛知県生まれ。俳優・絵描き。
松居大悟
監督/脚本/編集
1985年生まれ、福岡県出身。
劇団ゴジゲン主宰、全作品の作・演出・出演を担う。09年、NHK『ふたつのスピカ』で同局最年少のドラマ脚本家デビュー。12年、初監督作『アフロ田中』が公開。その後、『スイートプールサイド』『自分の事ばかりで情けなくなるよ』など作品を発表し、『ワンダフルワールドエンド』でベルリン国際映画祭出品、『私たちのハァハァ』でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2冠受賞、『アズミ・ハルコは行方不明』は東京国際映画祭・ロッテルダム国際映画祭出品。クリープハイプやチャットモンチーや銀杏BOYZのMVを手がける。
「アイスと雨音」の音楽について
今回監督の松居大悟とタッグを組むのは、マイク1本と、ギター1本で、真実に迫る音楽をかき鳴らし、聴き手の人生に踏み込むMOROHAです。
2016年に東出昌大が出演したミュージックビデオ、「tomorrow」で話題になった松居大悟とMOROHAのタッグが再度実現しました。
松居大悟が監督をし、東出昌大出演でミュージックビデオが制作されました。このタッグを再び映画で観れるのは、ファンにとって待望でした。
「アイスと雨音」主題歌
このミュージックビデオは、エリザベス宮地が監督で制作されました。
ミュージックビデオには、「アイスと雨音」にも出演していた田中怜子ちゃんが出演しています。
田中怜子ちゃんのリアルな人生模様が取りあげられています。田中怜子ちゃんが「アイスと雨音」のオーディションに参加してから、映画が終わるまでにエリザベス宮地が密着して撮っています。田中怜子ちゃんは、この映画が初出演・初演技になります。大阪から東京に来て初めての挑戦をする様子をMOROHAの『遠郷タワー』に重ねられています。
「大阪に帰らず東京にいてください」と田中怜子ちゃんに伝えた松居監督のこの言葉が、「遠郷タワー」をつくるきっかけになったと、オーディションに立ち会ったMOROHAのMCアフロが言っています。