1999年に北海道で初の音楽フェスティバル、第1回目のライジングサンロックフェスティバルがスタートしました。2017年で、19回目を迎え、毎年お盆休みの土日に合わせて開催されるため、北海道内・道外から沢山の人が訪れます。
2017年は8月11日(金)・8月12日(土)から13日(日)の早朝にかけて行われます。
ライジングサンの魅力といえば、2日目の土曜日から13日の早朝にかけて音楽を聞きながら朝陽を見ようというコンセプトの、本格的オールナイト野外で行われるロックフェスティバルです。
2日間続けて、音楽を楽しみたいという人はキャンプサイトを使用し、テントを張る人が多いですが、そもそもキャンプサイトってなに?テントはレンタルと買うのどっちがいいの?という疑問があると思います。
そこで今回はライジングサン2017でテントは買うほうがいいのか、レンタルがいいのか、どっちがお得かということについての情報をまとめていきます。
テントを張るキャンプサイトとは?
2日目の夜から早朝にかけて、ステージによってはコラボレーションなどをして朝陽が出るまで音楽が演奏されます。
そんな方には、キャンプサイトを使用することをお勧めします。
テントや毛布・寝袋を用意してもらいたいフェスです。北海道での真夏のフェスですが、日中は暑くても夜は寒くなることがあります。
1番寒い時は、夜露を見ることもあるので、しっかりとした防寒対策をしましょう。
ライジングサンが行われる場所は、元々何もない海岸のところにステージを作っているので、会場がすごく広いです。
キャンプサイトが2か所あります。
1番人気で、メインステージのSUN STAGEに近いキャンプサイトが「HEAVEN’Sテント」です。
SUN STAGEは1番大きいステージで、人気バンド・アーティストが出演します。テントの中にいても、常に音楽が聞こえてくるフェスとキャンプが楽しめる場所です。
そしてHEAVEN’Sテントは、どのステージにもある程度近いというのが人気の理由です。エリア指定付のテントサイトのチケットは、2月頃から始まります。
テントスペースは3m×4mです。
中にはテントスペースと、もう1つテントスペースを取り焼き肉をする人などもいます。
メインステージよりは少し遠いですが、フードストリートやおしゃれな音楽が聴けるRed Star Field、BOHEMIAN GARDENが近いキャンプサイトが「Forestテント」です。
Heaven’sテントよりも、テントスペースが広く4m×6mになります。
特にRed Star Fieldの近くにあるフードストリートは、札幌周辺の有名店が並んでいるので、美味しいものを食べたいという人はお勧めです。
チケットは、どちらもテントサイトの場所と2日間の通し券(1名分)付で22,000円です。
テントをレンタルした場合
「普段キャンプをしないけど、ライジングサンでキャンプをしながら沢山の音楽を聞きたい」という人は、ライジングサン公式のテントレンタルが行われています。
事前予約した人のみ、レンタルができます。
2017年6月初め現在では、まだテントレンタルが出来るという発表がされていません。決定次第、ライジングサンの公式ホームページで発表されます。
2016年の公式レンタルでは、テント、テントマットとランタンがセットになっています。2人用テントセットが14,040円、5人用のテントセットが19,040円です。どちらのキャンプサイトに収まるサイズになっています。
またライジングサンで朝陽を見るために夜を過ごす人は、毛布や寝袋は必需品です。別途料金がかかりますが、毛布は1枚540円で寝袋は1,620円でレンタルしてくれます。
テントがない人、遠方から行くので荷物を増やしたくない人、公共交通機関で行く人はレンタルがお勧めです。
またライジングサンのレンタルを使うと、自分たちで撤去した場合はキャッシュバックしてくれます。撤去が難しい場合は、片づけをすれば業者が片付けてくれるので女性でも安心です。
テントを買う場合
ライジングサンをきっかけに、テントを買いたいしたいという人もいると思います。
北海道のホームセンターでは、ライジングサンの時期になるとフェスで必要なテントやキャンプ用の椅子、ランタンなどの特別スペースで買うことが出来ます。
ライジングサンでテントを選ぶ場合は、他のフェスでもそうですが、耐水性があるものを選ぶことをお勧めします。実際に土砂降りだったライジングサンの年もありました。
キャンプサイトで良く見られるのが、ライジングサンの公式協賛をしているキャンプメーカー「コールマン」のテントが多いです。
ライジングサンの会場でも、コールマンのお店があります。キャンプ用の椅子やランタンなどが売られています。
コールマン製品でお勧めなのが、シンプルな形で日よけ場所もついている「BCクロスドーム270」です。21,600円程度の値段です。
270cm×270cmの大きさなので、ライジングサンのキャンプサイトに収まります。
またロゴスも耐水性があるテントとして有名ブランドです。
ROSSY i LinkサンドームMタイプがお勧めです。
テントをたたんでしまうことが出来るバック付きで、コンパクトで持ち運びが便利です。
210cm×210cmで3人用のテントで10,700円程度の値段になります。
雨除けの耐水性シートがついているので、非常に人気の商品です。後は、寒暖の差に合わせた服や、毛布・寝袋などを用意すると安心です。
まとめ
ライジングサンの醍醐味である朝陽を見るためには、北海道の気候に合わせて夜に体を温めるものが必要になります。
遠方から来る方や公共交通機関で来る方は、テントなどを買って大荷物で動くのも大変です。とてもコンパクトに持ち運びでき、簡単に組み立てるテントも増えてきています。
今後も使うのか、料金を重視するのか。どのような手段で会場まで行くのかを考えてテントを買うのか、レンタルするか決めて頂ければと思います。