北海道の2大音楽フェスの一つが「ライジングサンロックフェスティバル2017」です。
お盆休みの金曜日の夜までと、土曜日から日曜日の朝まで開催されます。
何もない砂浜の上に、2日間限りのステージと、札幌近郊から集まったカフェやバーなどが集まり、小さな町が出来ます。
特に初めてライジングサン2017を見に行くという方や、野外が苦手でキャンプもあまりしない方は、休憩場所や日陰があるかなどが気になると思います。
また女性は、トイレの並ぶ時間がどうなっているのかも気にかかる部分です。
実際にライジングサンの体験談をもとに、お伝えします。
ライジングサン2017の休憩場所は
ライジングサンの休憩場所といえば、レジャーシートさえあれば無料で休憩場所を作ることが出来る「レジャーシートゾーン」があります。
しかも場所がメインステージ・SUN STAGEの後方両サイドにあります!
少し遠いですが、人気バンドの音楽を常に楽しめる場所です。
ただレジャーシートゾーンは、毎年激戦区になっています。場所もそんなに広くありません。
都合により到着が遅れると、既に場所がないということがあります。
1日目の夜が終わると撤去することになりますが、2日目のお昼から朝陽までは場所を確保できます。
レジャーシートさえ敷いていれば、そこから別のステージで演奏しているアーティストを見に行く、近くにあるフードコートに行くこともできます。
レジャーシートや毛布などを入れていたカバンなどを置いていくことは可能ですが、貴重品は必ず身に着けて下さい。
どのフェスでも鉄則かと思いますが、ライジングサンに参加する時は、必要なお金だけ持っていくようにしましょう。
安全な日本でも、盗みがあるかもしれません。キャッシュカードやクレジットカードを持っていくことは危険です。
1日だけ参戦して夜に帰るという人や、沢山のステージを周って疲れたなという人にお勧めなのがRED STAR FIELDとカフェやバーがあるフードコートRED STAR CAFÉの間がお勧めです。
RED STAR CAFÉは、札幌近郊のオシャレなカフェやバーが出店しているフードコートです。オーガニックコーヒーやクッキーを売っているお店もあります。
バーがあるので、お酒を飲むこともできます。
RED STAR FIELDは、EGO-WRAPPIN’や山下達郎さんのようなジャズ音楽を主体にしているバンドや、BEGINなどバラードの名曲を持つアーティストが出演しています。
RED STAR FIELDは芝生の場所が多くて、フェスなので汚れてもいい恰好で行く人は気兼ねなく座って美味しい食べ物や飲み物を楽しめます。
他の参加者も、座って飲み物やデザートを楽しみながらゆっくりしているので、お1人様でも居心地がいいお勧めポイントです。
新聞にも取り上げられたトイレ問題
1999年に始まったライジングサンは、1ステージ15組のアーティストから始まりました。
年々、参加アーティストが増加し、毎年平均で100組以上参加しています。
特に今年は、既に大物アーティストの「B’Z」の参加が決定してます。
そして開催直前に大物アーティストが発表される可能性もあるので、期待大です。
ここ数年のライジングサンの簡易式トイレの他に、水洗トイレや洋式トイレも用意されています。
トイレの戸数も増えました。
近くのステージ演奏の合間に並ぶ時間が少し長くなることがありますが、それ以外は割とすぐ入ることが出来るようになりました。
トイレはやはり綺麗な方が良いというのが、特に女性の方は多いと思います。
建物内のトイレよりは、野外なので綺麗ではありません。
それでも常にスタッフがトイレをチェックしてくれるので、トイレットペーパーも困ることはありません。
他のフェスに参加したことがある方が、ライジングサンのトイレはしっかりしていると言っていたのには、ある問題があったからです。
2007年のライジングサンは、メインステージに矢沢永吉さん、BUMP OF CHICKEN、ASIAN KUNG-FU GENERATIONなどが出演していました。
特に矢沢永吉さんのコスプレーヤーさんを見かけるくらい、沢山のファンがつめかけ約70,000人がライジングサンに参加しました。
この時起きたのが、ライジングサンのトイレが朝陽を迎えた時には全部使えなくなるということでした。
トイレ問題は、地元の北海道新聞でも取り上げられるほどでした。
この時、EARTH TENTのトリのバンドを見るためにトイレに行っておこうと思い、色々なトイレに行きましたが並ぶ時間があまりに長く、最終的に1番端のBOHEMIAN STAGEのトイレでやっと入れた話もあります。
ファンからも声が上がったことにより、ライジングサンのトイレが毎年改善されていっています。
海浜に作られたステージなので、日陰がない
ライジングサンの会場は何もない砂浜の上に、ステージが作られています。
なので、日陰がほとんどないと思います。
毎年作られるオブジェや、お店に入らないと日陰は見つからないかもしれません。
日陰がないので、帽子は必須アイテムです。
水分補給のペットボトルや、水筒を持って歩くこともお勧めします。
日中は汗もかくと思いますので、タオルも用意することをお勧めします。
ライジングサンの砂埃を防ぐことも出来るので、帽子とはタオルは必須アイテムです!
日陰が無くても幸い会場が海に近いので、涼しい風が入ってきます。
また会場には救護室があるので、具合が悪くなったら無理せずに利用しましょう。
ライジングサン2017に参加する心構えのまとめ
今回はライジングサン2017の日陰や休憩場所、トイレの並ぶ時間についてまとめていきました。
どの音楽フェス会場もそうですが、野外が苦手な人には休憩出来る場所やトイレの問題、暑さ対策が気になるところです。
ライジングサンは、北海道で初めて開催された音楽フェスなので、悪かったところを直して大きくなっています。
それに頼るわけではなく、自分でもできる範囲で帽子やタオルなどを用意しましょう。
そしてライジングサンを、楽しんで下さい。