今回はOKAMOTO’Sのボーカル、オカモトショウさんの歌唱力の評判について紹介していきたいと思います。
実力派ロックバンドとして評価の高いOKAMOTO’Sですが、ボーカルのオカモトショウさんだけ、歌が下手といわれています。この記事ではその理由についても明らかにしていきたいと思います。
オカモトショウさんの歌唱力は?なぜ下手と言われるのか?

まず、オカモトショウさんのプロフィールについて軽く紹介していきたいと思います。
ニューヨーク生まれで、父は世界的なテナー・サックス奏者のスコット・ハミルトさんです。
そんな世界的に評価の高い音楽家の血を受け継いでいるオカモトショウさん。
彼の歌唱力ですが、確かに下手という評判で、歌が上手いという評価はされていません。
楽曲やライブ音源を聴いてみても、圧倒的な歌唱力で魅了するというパートはなく、歌の上手さでいえば、他の若手バンドの方が突き抜けるようなハイトーンをもっていたりと歌は上手いと言えるでしょう。
彼が下手と言われる理由の一つとしては、バンドの音楽性的にも、歌にハイトーンやビブラートなどがあまりないことが原因だと思われます。
さらにライブでは走り回ったり飛び跳ねたりと激しく動くため、ピッチの安定感がなく音痴のように聞こえてしまい、下手だと思ってしまうのです。
業界や音楽好きの間での評価は?
このように下手という評判が多いオカモトショウさん、しかし彼は音楽業界やファンの間では高い評価を受けています。
歌唱力がなく、下手だと言われているのになぜ評価が高いのか。
その理由についても解説していきたいと思います。バンドのボーカルに求められるスキルには歌唱力以外にも大切なスキルがあります。それはパフォーマンス力と力強さです。
オカモトショウさんはこれらのスキルが抜群に高いため評価が高いのです。
まず、パフォーマンス力についてはライブ映像を見ると一目瞭然です。観客を煽りながら自身もステージの端から端まで走り、会場のボルテージを一気に上げていきます。
自身がライブを楽しむだけでなく、会場のお客さんにも楽しんでもらい、全員が笑顔になる。そんなライブをしていることが映像を見るとわかります。次に力強さです。
ハーフということもあり、非常に端正な顔立ちをしているオカモトショウさん。
そんな彼ですがステージ上では気取ることなく、一番暴れて下手ながら力強くストレートな歌を歌っています。この力強くストレートにという点が評価の高い点です。
OKAMOTO’Sに似たバンドのボーカルとして、ブルーハーツの甲本ヒロトさんがいます。
彼も歌唱力は低いですが、パワフルで力強く歌声を届け、それが聴いた人の心に響くため、高い評価を得ています。オカモトショウさんも同じです。彼は音程を合わして歌うことよりもファンの心に響かすことを重視しているのだと思います。
そのため、多少音程を外しても、堂々と力強く歌っているのです。
まとめ
今回はオカモトショウさんの歌唱力の評判と歌が下手と言われる理由について紹介しました。音程に合わして歌うだけがいいというわけでなく、歌が下手でもボーカルには、それ以上に大切なスキルがあります。
そのスキルがなければバンドとしてここまで成功していなかったでしょう。
スキルが発揮されているライブを見ると歌唱力を超越した、彼の魅力を実感できるに違いありません。