音楽を聴いているとあの若手バンドのギタリストのギターって上手いの?下手なの?という疑問を抱く人もいるかもしれません。
楽器の技術はやったことがない人にとってはわかりにくいものです。
そこで自分が注目するギターが上手いギタリスト5選(2017年版)を紹介していきたいと思います。
2017年注目のギタリスト5選
それではさっそく2017年でギターが上手い若手を紹介していきます。
もっとほかにもいる!と思う人はぜひコメントください。
1.エジマハルシさん/ポルカドットスティングレイ
まず、1選目は福岡出身のバンドポルカドットスティングレイのギターを担当しているエジマハルシさんです。
テレキャスタータイプのギターを使用しカッティング奏法を中心としたフレーズで曲のメインフレーズを弾いています。
楽曲を聴いてみるとわかるように心地のいいカッティングだけでなく、サビ前の焦らせるようなカッティングやサビやソロでの軽快な単音などギタリストとしての上手さを感じます。
若手で間違いなくカッティングが上手いのは彼でしょう。
2.大山 聡一さん/BRADIO
2選目はアフロのボーカルが印象的なBRADIOのギターを担当しているギタリストの大山 聡一さんです。
テレキャスターやストラトタイプのギターを使用しています。
プレイの面ではバンドの特徴であるファンクやジャズの曲調に合わせたギターを演奏しています。
ジャズやファンクのギターというのはすごく難しくかなりの力量が求められます。
また彼もエジマハルシ氏と同じくカッティング奏法を用いるのですがタイプが違います。
大山さんはエジマハルシさんに比べるとゆっくりとしたテンポで激しいバンドサウンドではなくバンドの特徴でもある体を揺らしたくなるような優しいサウンドでの演奏を行なっています。
3.秋月 琢登さん/感覚ピエロ
3選目は大阪出身で日曜ドラマ「ゆとりですがなにか」の主題歌も務めた感覚ピエロのギターを担当しているギタリストの秋月琢登さんです。
ストラトタイプのギターを使用していてエフェクターを活用した激しいサウンドのギタープレイが特徴です。そんな彼の演奏中でもタッピングが非常に上手いです。
一般的にギターは左手で指板を押さえ右手でピックを持ち弦を弾くものですが、タッピングは左手で指板を押さえ右手でピックを持たず指板を叩き音を鳴らします。
通常の演奏に比べ右手の繊細な感覚と技術が求められるため高度なギターテクニックが求められます。そんな演奏をさらりとこなしていることからも彼の上手さを感じることができます。
4.丸山 漠さん/a crowd of rebellion
4選目は新潟出身のスクリーモバンド a crowd of rebellionのギターを担当しているギタリストの丸山 漠さんです。
彼の特徴はバンドの特徴でもある早いテンポと曲の転調に合わした多彩な演奏を行なっている点です。
かなり激しい曲調のバンドなので単音を早く弾く”早弾き”やその一種である”スゥイープ奏法”というものがよく楽曲で登場しますがそのフレーズも簡単なものではなく非常に複雑なことが彼の上手さを物語っています。
またギターの実力が上手いだけでなく彼はバンドでのシャウトコーラスの担当であるため、それをこなしながらこれだけの演奏をこなすのは注目すべき点でもあります。
5.鈴木 重伸さん/THE ORAL CIGARETTES
最後の5選目は奈良出身のロックバンドTHE ORAL CIGARETTESのギターを担当しているギタリストの鈴木 重伸さんです。
クリーンな音でのアルペジオやカッティング、単音の早弾きといった幅の広いギターの演奏を楽曲では魅せてくれます。
彼の特徴はギターのフレーズを作ることが非常に上手いです。
THE ORAL CIGARETTESの楽曲はギターのフレーズから始まる曲が多く、そのほとんどが耳に残り口ずさんでしまうような癖のあるフレーズばかりです。ギターが上手いだけでなく、聞いてくれた人の耳に残るギターフレーズを作ることが上手いことが彼の凄いところです。
まとめ
今回は2017年若手でギターが上手いのは?ということでバンドマン視点から見て上手いと感じたギタリスト5選を紹介しました。
この5選に選んだ人たちはそれぞれ特色のあるプレースタイルを持った方々なので、彼らのバンドの楽曲を聴くときにはそのギタープレイに注目して聴いてみても面白いかもしれませんね。